「幸せについて」
その27 やりたいことをやる
幸せに生きるためには、「やりたいことをやればいい」のです。
自分がやりたいことがやれるのは幸せなことです。やりたいことをやる中で、いろんな喜びや愉しさを味わうことができます。それが自分の夢につながっていれば、なお幸せでしょう。
一つでも二つでもやりたいことがやれているという実感がある人は、イキイキと幸せに暮らせるのではないでしょうか。
「やりたいことがない」「やりたいことが見つからない」と言う人がいます。
そういう人は、もっと一生懸命にやりたいことを探したほうがいいでしょう。ただ頭の中で考えるだけでなく、いろんな所を探し回ればいいのです。たとえば、情報なら本や雑誌やテレビ番組やインターネット上などにたくさんあります。それらの中から自分に興味がありそうなものを見て回れば、何かやりたいこと(もしくは、そのヒント)が見つかるのではないでしょうか。
本気になって探し続ければ、きっと自分のやりたいことが見つかるはずです。
「やりたいことが(××だから)できない」と言う人もいます。
そういう人は、それがなんとかできるように努力するか、他のやりたいことを探せばいいのです。
やりたくてもできないことはあります。一つのやりたいことができないからと言って、「何もやりたいことができない」のように思い込まないことです。
他に、今の自分にできるやりたいことを探してやればいいのです。
「やりたいことがない」「やりたいことができない」と言う人の中には、大きなやりたいことしか探していない人が多いようです。
それでは、なかなか今の自分にできるやりたいことは見つからないでしょう。
もう少し小さなやりたいことを見つけてやったほうが、やりたいことが何もできないよりもいいでしょう。小さなやりたいことをやりながら、大きなやりたいことを探し続ければいいのではないでしょうか。
けっこう自由にやりたいことをやっているはずなのに、「何かもの足りない」「幸せな感じがしない」と言う人もいます。「やってよかった」と思えないのではないでしょうか。
そういう人は、「やってよかったと思えそうなこと」「人生の中でやりたいこと」をヒントに、自分のやりたいことを探してみてはいかがでしょうか。
やりたいことがやれている人は、それだけ幸せを感じられるはずです。
やりたいことを愉しんでやる工夫をし、「やってよかった」と思うようにし、「やれるだけでも幸せ」と考えられるようになれたら、と思います。
やりたいことがすべてできるわけではありません。でも、今の自分にできるやりたいことはあるはずです。
やりたくないことでもやらなくてはならないこともあります。でも、何かやりたいことをやれる余裕もあるのではないでしょうか。
とりあえず、今の自分にできるやりたいことを一つやってみればいいのです。生活の中に、自分のやりたいことを一つ一つ増やしていけば、それだけ幸せに暮らせるようになれるでしょう。
「幸せについて」目次
幸福論のページ
幸せのホームページ