「幸せについて」
その25 “くよくよ”“イライラ”しない

 幸せに暮らそうとする時に妨げとなるのが、“くよくよ”“イライラ”してしまうことです。

“くよくよ”“イライラ”している間は、幸せを感じることはできません。
“くよくよ”“イライラ”する時間が長いと、それだけ幸せを感じられる時間が短くなってしまいます。
“くよくよ”“イライラ”していると、「幸せになることをしよう」となかなか思えません。反対に、人に八つ当たりをしてしまったり、悪癖にふけってしまったり、やるべきことをサボッてしまったり、よくないことをしてしまうことにもなりがちです。

“くよくよ”“イライラ”しやすい人は、そういう考え方をするクセがあると考えられます。いつまでもイヤな事を考えて、長時間イヤな気もちで過ごしてしまうクセです。
 クセは無意識に出てしまうものですから、そう簡単にやめることはできません。悪いクセは出てしまった時に気づいて、そこでストップすればいいのです。それをきっかけに、いい方向に考えを転換できたら、なおいいでしょう。
 そのための具体的な考え方については、拙著『くよくよしない考え方』(文芸社)をお読みいただけたら、と思います。

“くよくよ”“イライラ”は悪循環になりやすいので、早めに気づいて断ち切ることが肝心です。そのためには、くよくよしない考え方をしたあとに、気分転換をするのがいいのです。
“くよくよ”“イライラ”しやすい人には、自分で気分転換をする習慣がないと言ってもよさそうです。

 気分転換法はいろいろあります。
 基本的には、余計なことを忘れられ、気もちよくなれる(幸せを感じられる)ことをすればいいのです。
 一日の中に何回かでも幸せを感じる習慣があると、無意識のうちにいい気分転換ができるのです。

 くよくよ(イライラ)しない考え方を身につけ、自分なりの気分転換法(幸せを感じる方法)をたくさんもてば、それだけ幸せに暮らせるようになれるでしょう。

   

「幸せについて」目次

幸福論のページ

幸せのホームページ