中ぐらいの幸福  「幸せオタクの幸福論」

 日々、小さな幸福をたくさん感じられれば、それだけでも幸福でしょうが、やはり、時々は中ぐらいの幸福を感じられたほうがもっと幸福でしょう。
 中ぐらいの幸福を感じる方法はいろいろあります。

◇何か幸福になれる計画をする。
 たとえば、旅行、遊園地やキャンプ場などの行楽地へ行く、映画やスポーツを観に行く、パーティや同窓会などの企画、祭りなどの地域や学校の行事に参加する、ボランティアをする、好きな人と会う、おいしいものを食べに行く、・・・。
 そのために、自分から人に提案したり、人を誘うことも幸福になる方法です。

◇自分が幸福を感じられる好きなことをする時間をもつようにする。
 週に1回(月に1回/年に1回)の大きな愉しみがあるから、それを励みに1週間(1ヶ月/1年)を頑張れるという人もいます。
 定期的に時々大きな愉しみがある人は、それを生きる張りにできるでしょう。

◇夢や大きな目標がある人は、中間目標を設定する。
 当面の小さな目標を作る。小さな目標達成で中ぐらいの幸福を感じることができます。その際に、ささやかなお祝いをしたり、自分にごほうびをあげるのもいい方法です。

◇人を喜ばせることや、人の役に立つことや、人を幸福にすることをする。
 人が喜んでくれたり、「ありがとう」と言ってくれたりすると、それだけでも確かな幸福を感じやすいのです。
「人を幸福にすることは自分の幸福」と思え、実践できる人は、中ぐらいの幸福を度々感じられるでしょう。

 実現可能な中ぐらいの幸福は、一所懸命に考えればいろいろあるはずです。何もしないで幸福を待っているのではなく、少し先の幸福を自分で計画し、実践できるようになれたら、と思います。


   

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