もし宝くじが当たったら？
「もし宝くじが当たったら…」（アサヒビール）より、
■もし１等２億円が当たったら？
１位 将来(老後など)のために貯蓄する
２位 家・マンションなど住宅を買う
３位 車を買う
４位 借金(住宅・車などのローン)を一気に返済する
５位 最新家電・ＡＶ機器・ＰＣを購入する
６位 世界を旅行する
９位 仕事を辞め、一生働かない
これらを見ると、何らかの「幸せを買う」とも考えられそうです。
安心を買う、快適さ（快適な環境）を買う、便利さを買う、
安楽さを買う、心地好さを買う、いい経験を買う、
楽しみ（楽しむ道具・手段・サービス）を買う、・・・。
住宅・高級車・世界旅行などは、その人の「夢」かもしれませんから、
「夢を買う」というのもあるでしょう。
宝くじ自体が「夢を買う」ものなのでしょうが。
車や家電によって「時間を買う」こともできそうです。
「仕事を辞める」のも、時間をお金で買うとも言えるでしょう。
『仕事を自分がどれだけ楽しんでやり、意味を感じているか
を知るには、宝くじが当たっても自分は
この仕事を続けるかどうか、と自問してみてください』
（デニス・プレーガー「幸せになりたい人ほど、不幸になる」より）
宝くじが当っても今の仕事を続けたい、という人は幸せでしょう。
一方、今の仕事をやめて、自分の夢（の実現）に邁進する
という「夢を買う」方法もあるでしょう。
お金があれば買えるいろんな幸せがあるということだと思います。
ただし、お金がそんなになくても得られる幸せもたくさんあります。
安楽さや心地好さを味わう方法は、人それぞれにいろいろあるでしょう。
工夫しだいでいろんな楽しみ方ができるのではないでしょうか。
◇生活を楽しむヒント
お金をあまりかけないでも、もてる夢もあるはずです。
むしろ、そういう中での苦労や苦心が面白さや楽しみになり、
その結果として強い幸福感を得られるということもあります。
大金を使うと、そういうものが減ってしまう気がします。
とは言え、お金があるのはいいことです。
自分のお金でどんな幸せを買うか、
お金をいかに幸せになるために使うか、はとても大事なことです。
宝くじが当るのを夢見るのも悪くはないと思いますが、
自分にあるお金と時間の幸せな使い方を、時には
じっくりと考えてみるのもいいのではないでしょうか。
幸福に生きるヒント