平成16年度「国語に関する世論調査」の結果について(文化庁)
によると、「言葉の使い方に、どの程度気を遣っているか」に対して、
「非常に気を遣っている」「ある程度気を遣っている」を合わせた
「気を遣っている」は70.6%だそうです。
一方、「全く気を遣っていない」は4.3%。
お客様とか目上の人には、ある程度気を遣う人は多いと思います。
そのほかの人には、
無意識にそれなりに気を遣っているのではないでしょうか。
私は、話す際には言葉遣いをそんなに意識していませんが、
HPやメルマガの文章にはけっこう気を遣っています。
また世論調査によると、パソコン・ワープロ等の場合は、
手書きよりも漢字表記の割合が高くなる人が多いそうです。
私の場合には、手書きとパソコンの表記はほとんど同じだと思います。
文章を書く前に、紙に書いて考えることが多いので、
その際にできたメモや下書きを元にパソコンに入力します。
だからか、ふつうの人よりは平仮名が少し多いかもしれません。
(たとえば、気持ち、人づきあい、など)
私は文体の表記にも気を遣います。
「です・ます調」ですが、「と思います」「ではないでしょうか」
「でしょう」「かもしれません」「気がします」などをよく使います。
HPを始めた頃の日記は、「である・だ調」でした。
それが少しずつ変化して、
いつのまにか現在の形に落ちついたようです。
この形は、「本多時生」の文体と言えそうです。
私のふだんの話し言葉とは違いますから。
私としては、読む人がどう感じるかを意識しているつもりです。
読むうち、自然にラクになれたり、心が落ちついたり、
元気になれたりするような文章を心がけてきたつもりです。
たぶんはじめは、私の文体に違和感を感じる人も多いと思います。
でも、「慣れると心地よくなってくる」という人もいるようです。
私が文章を書く時に一番心がけていることは、
ヒントや方法などをより具体的に書くことで、
少しでも読者の方の役に立てたらいいな、ということです。
その次が、
読むことで少しでもいい気持ちになっていただけたらいいな、
ということだと思います。
これらのことを、これからもさらに心がけて
少しでもいい文章をお届けできたらいいな、と思っております。
よろしかったら、末永くおつきあいください。
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