不幸ばかり…嫌になった

  「不幸ばかり…嫌になった」(読売新聞「人生案内」)より、

    息子が高校3年になって「医者にはなりたくない」と、浪人。
    結局、レベルの低い文系の大学に入りました。

    夫とは会話もなく、離婚したいくらいです。
    夫と私の父との関係も、うまくいっておりません。

    不幸ばかりで、人生が嫌になりました。情けない私にアドバイスを。

  「まわりの人のせいで自分は不幸だ」と言いたげです。
  それは、自分がまわりの人を大切にしていない、自業自得では?

  などと、つい、きびしく言いたくなってしまいます。
  それは、自分自身の反省や努力が見うけられないからかもしれません。

  不幸なのは「自分のせい」が圧倒的に大きいのです。
  自分が幸せになる努力をすることが大事でしょう。
  そのうちの一つが、「まわりの人を大切にする」ことです。

  人を大切にするということは、相手の心を大切にすることです。
  相手が不幸にならないように、少しでも幸せになれるように、
   自分にできることを考え・実践できるといいでしょう。

  人の幸せを一所懸命に考えることが、
   自分の不幸を考えて不幸な気もちになるのを防ぐことにもなるのです。

  まわりの人が幸せになれば、きっと
   自分も幸せになれるのではないでしょうか。




    幸福に生きるヒント

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