「人づきあいで疲れる」という人がいます。
人に気を使い過ぎて「疲れる」のだと思います。
「人に気を使うのはいいこと、気を使い過ぎるのはよくないこと」
この「いいこと」という自覚が大切なのです。
ここで注意しなくてはならないのは、
よくないのは「過ぎる」ことであって、
「気を使う」ことではないということです。
「気を使うのはいいこと」なのです。
私は自分が人に気を使うほうだと思っています。
人の目や思惑が気になるのだと思います。要は、小心者なのでしょう。
「気を使うから疲れる」と考えていた時期もありました。
でも、世の中にはいろんな人がいます。
人に気を使う人も、気を使わない人も。
私は気を使うほうが向いているんじゃないかと、ある時思ったのです。
イヤイヤ気を使うのではなく、
すすんで(できれば、喜んで)気を使えばいい。
そうすればイヤな疲れはなくなるんじゃないか、などと今は考えています。
また、「気を使いたくなければ使わなくていい、
気を使いたい時には使えばいい」とも考えます。
気を使うことでも、イヤイヤやっているか、
自らすすんでやっているか、喜んでやっているかによって
ずいぶん疲れ方も違うと思うのです。
自分は気を使うタイプだと思う人は、
「気を使うのはいいこと」と考えて、
すすんで気を使ってみてはいかがでしょうか。
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