自分に返ってくる

  自分にとっての相手との関係は、
   自分が相手をどう思っているかよるところが大きいと思います。
  もちろん、相手が自分のことをどう思っているかも大きいのですが、
   自分が変えられるのは自分の相手に対する考えです。

  逆に、関係が良くなれば相手をよく思えてくるというのは、
   経験したことがあるのではないでしょうか。

  人間関係が変わると相手を見る目が変わり、
   相手から受けるイメージや感じが変わります。
  相手と親しくなり好感をもてば、それだけいい人間関係になります。

  人間関係が変わるのは相手が変わるからではなく、自分の心の中の
   相手に対する気もちや考えが変わるからではないでしょうか。

  自分にとっての(特定の人との)人間関係は、
   相手に対する自分の心模様なのかもしれません。

  また、人に対する考え方は自分に対しても同様な影響を与えます。
  人を嫌いやすい人は、心の中で自分を嫌いやすく、自分を愛せない。
  人に不満を持ちやすい人は、
   心の中で自分に不満を持ちやすく、満たされない。
  人を憎みやすい人は、心の中で自分を憎みやすく、自分を苦しめる。
  人をバカにしやすい人は、
   心の中で自分をバカにしやすく、自信をなくす。
  反対に、人を尊重できる人は、
   自分を尊重でき、自分を大切ににできる。

  人に対して自分がどう思うかは、結局、
   自分に返ってくるのだと思います。
  自分のために、「人のことを悪く考えないほうがいい」
   と心がけたほうがいいのではないでしょうか。




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