問題解決には目標設定が大事です。
悩ましい問題について、ただ成り行き任せに考えていても、
いい答えはなかなか出てこないでしょう。
たとえば、仕事や人間関係でこういう問題がある、
こういうことが不満だ、自分は恵まれていないなどと、
現実を嘆いたり不満やグチを思ったりするだけだったり。
人が自分に××する、人が○○してくれない、
あの人(のここ)が悪い、あの人のせいだ、許せないなどと、
人のことを悪く考えるだけだったり。
自分は○○ができない、○○が苦手、自分は弱い、
自分はダメだなどと、自分を悪く考えるだけだったり。
悪い出来事を想い出して、悲しい、悔しい、忘れられないなどと、
過去のことを考えるだけだったり。
どうしたらいいかわからない、
夢や生きがいややりたいことが見つからない、希望がもてない、
幸福になる考え方やくよくよしない考え方ができないなどと、
あきらめてしまったり。
成り行き任せの考えだと、このような考えになりがちです。
その問題がどうなったら自分にとっていいのかという目標があれば、
それを目指した考え方もできるでしょう。
そのためにはまず「自分はどうしたいのか?」を考えることだと思います。
それがわかれば、
「○○たらいいな。では、どうしたら?」と考えることができます。
問題解決のための目標設定のしかたが問題です。
自分の思い通りの理想的な解決を望んでも、
そう簡単にはできないのです。だから悩んでしまうのでしょう。
無理な目標を設定しても、自分を苦しめるだけです。
現状と自分に合った現実的な目標を設定することが大切です。
現実的な目標を明確にして、現実に問題を解決するための
努力をすることが大切なのではないでしょうか。
問題解決に向けて何も努力ができないというのは、
現実的な目標をもっていないからかもしれません。
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