紙に書いて考える時のポイント

  悩ましい問題に対しては、
   「紙に書いて考える」方法をおすすめします。

  紙に書いて考える時のポイントは次のようなものです。

  ・1枚の紙に書く。(広げて全体が見えるように)
    紙の大きさ(私は、A4かA5が多い)、字の大きさは適当に。
  ・きれいに書く必要はない。(思いついたことを素早く書きとめる)
    人に見せるものではないので、自分が読めればいい。
    キーワードや短いフレーズだけでいい。(長い文章は不要)
  ・書きはじめは、適当な位置に分散して書く。
    上から順番に、くっつけて書かない。
  ・書いた内容について考え、思いついたことを書きこむ。
    考え直す際には、少しでも新たなことを書き加える。
     (堂々巡りをさけるために)
    重要なポイントには、下線を引いて強調する。
    関係や順序などが大切なことは、矢印で示す。
    考えた結果、不用になった部分は、上に線を引いて消す。
  ・紙上が煩雑になったら、新しい紙に整理しながら書き直す。
    この作業自体もよく考えることになるので、何度でも書き直していい。
    1枚に納まるように不用な部分は削る。
     (余計なことを考えないようにする)

  基本的には「書き方は自由」で、
   「こうしなければいけない」ということはありませんので、
   自分なりの工夫をしてみてください。

  あくまでも、考える補助として書くのですから、
   うまく書こう/きちんと整理しようなどと考えずに、
   問題についてよく考えることに集中してください。




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