いい経験にできる力を

 人生には苦しいこともつらいこともあります。
 でも、そういう中にも、自分を育てるいい機会やいい材料になることがけっこうあると思うのです。
 子供に「いい経験」という考え方と、その実践経験をもってもらえたら、と思います。

 苦しい時やつらい時も、「いい経験/いいきっかけになる」。(「ハオ好発想」参照)
 不幸な出来事もいつかは、「いい経験にできる」。(「不幸を幸せに変える」参照)
 大変に思えることでも、「いい経験をするつもりでやってみよう」。
 このような考え方ができることは、とても大きいことだと思います。

 「いい経験」という考え方を、親が子供にどうやって教えればいいのでしょうか? (難しいことだとは思います)
 子供が苦しい時やつらい時には、「いいきっかけかもしれないよ」「きっといい経験になるよ」。不幸な出来事があった時には、「いつかいい経験と思えるようになるよ」。やろうかどうか迷っている時に、「いい経験をするつもりでやってみよう」。このように言ってあげてはどうでしょうか。

 また、「頑張ればいいことがある」と思えるようになってほしいと思います。
 子供が頑張っていい結果がでた時には、いっしょに喜び、子供をほめ、祝福してあげる。
 結果が悪くても、頑張ったことをほめ、「いい経験になる」と今後に役立つことを伝えられれば、と思います。

 「いい経験」という考え方は、ある程度の年齢にならないと理解できないかもしれませんが、「いい経験になった」という実践を伴えば、その効果もわかってもらえるのではないかと思います。



   

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