人の悪口を言わない

 「人の悪口を言わない」ほうがいい、と私は思っています。
 一つには、人に対する思いやりからです。自分が人から悪口を言われたらイヤな思いをするでしょう。だったら、人にイヤな思いをさせたくないと考えるのは当たり前でしょう。
 一つには、人の悪口を言うとその人に対する嫌悪感が生まれるからです。そうすると、その人と接する際に自分がイヤな気もちになるのではないでしょうか。
 そして、人に対する考え方が相手と接する時に自然に出てしまい、人間関係に悪影響があると思うのです。人間関係が悪くなれば、それだけ自分がイヤな思いをすることになるのではないでしょうか。

 私だったら、自分の子供には「人の悪口を言わない人」になってほしいと思います。
 それが子供のためにもなると思うのです。
 「人の悪口を言わない」ことは、子どものうちから心がけたほうがいいでしょう。大人になってから直すのはなかなか大変だと思います。

 「やさしい人になってほしい場合」には、親がいい見本を見せることが大事と書きましたが、この場合には親が悪い見本(人の悪口を言うの)を見せないことが大事です。
 また、子供が人の悪口を言った時には、その言い方や考え方を直してあげたほうがいいでしょう。

 人を否定的に考えることは、いずれ自分に返ってくると思うのです。
 人の悪口を言わないことは、自分のためだと思うのです。



   

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