どういう人になってほしいか?

 自分の子供には、どういう人になってほしいのでしょうか?
 それがはっきりしていれば、そうなれるような方法も考えられるのではないでしょうか。

 自分の子供には、「こういう職業の人になってほしい」と考える人は多いのではないでしょうか。
 一流企業のサラリーマン/公務員/教師/医者/弁護士/職人/プロスポーツ選手/歌手・タレント/音楽家/芸術家/家業を継いでほしい/・・・。

 自分の子供には、「こういう性格の人になってほしい」というのはあるのではないでしょうか。
 やさしい人/明るい人/元気な人/おおらかな人/落ちついた人/自信のある人/我慢強い人/素直な人/誠実な人/強い人/・・・。

 自分の子供には、「こういう能力のある人になってほしい」と考える人もいるでしょう。
 頭のいい人(成績がいい人/思考力・判断力がある人/機転がきく人/・・・?)/運動能力のある人(特定のスポーツ/スポーツ万能)/芸術的能力のある人(音楽/美術/造形/・・・)/人間関係能力のある人(協調性/コミュニケーション力/人間関係調整力/・・・)/幸せに(暮らせるように)なる能力がある人/・・・。

 自分の子供には、「こういう習慣がある人になってほしい」という考えもあります。
 本を読む習慣がある人/夢や希望をもって努力する習慣がある人/愛(やさしさや思いやりなど)をもって人と接する習慣がある人/幸せに暮らす習慣がある人/・・・。

 他にも、「丈夫な体と心をもった人」「人に迷惑をかけない人」「自立できる人」など、いろんななってほしい「こういう人」があっていいと思います。

 「こういう人」になるためには、子どもの時に何をしてあげたらいいのか?
 このように考えてみれば、何が方法が考えられるのではないでしょうか。
 幼い頃から時間をかけてそういう心がけで子供を育てれば、ある程度はそのように育てることができそうです。

 ただし、親がこういう人になってほしいと思っていても、子供本人の意思や望みを尊重することは大切です。
 でも、親が本当に子供の幸せを考えた上で「こういう人になってほしい」と思っているのなら、それを子供に伝えることはできるのではないでしょうか。
 それが本当に子供の将来の幸せにつながれば、子供は幸せになれて、きっといつか親に感謝するでしょう。
 子供が幸せになってくれれば、親も幸せのはずです。

 いちばん大切なことは、子供の幸せのためには「どういう人になれたらいいか?」をよく考えることではないでしょうか。
 どういう人になれば、幸せになれるのでしょうか?



   

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