信じるということ

 「信じること」については、信じたほうがいい、信じる努力をしたほうがいいと前に書きました。
 信じるというのは、頭で考えてするのではなく、心で思ってすることなのではないかと最近思っています。

 頭で考えると、どうしても裏切られることを想像することになってしまい、信じられなくなってしまうような気がします。
 信じたいから「信じよう」と思い、余計なことを考えなければ、信じられるのではないでしょうか。

 「信じたい」という中には、相手のためと自分のための両方があると思います。
 相手の立場になれば、自分を信じてくれる人がいてくれるだけでも、心の支えや励みになります。また、人から信じられたら、裏切りたくない/裏切れないという気もちにもなるのではないでしょうか。
 自分のために人を信じたいということもあると思います。人を信じる自分でありたい、人を疑う自分にはなりたくないというような思いです。

 「信じたい」という思いを大切にできたらと思うのですが、100%信じるのには危険性もあります。人によって信じる度合いがあっていいと思うのです。この人はここまでだったら信じてもいい、これ以上は信じられないという度合いです。

 愛する人・幸せにしたい人はできるだけ信じたほうが、相手のためにも自分のためにも幸せだと思うのです。



   

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