しあわせ日記

3月21日(火)疲れているから
 仕事・職場のことでくよくよしてしまうことも多いと思います。
 1日の中で、職場で過ごす時間は長いので、問題は大きいと思います。
 仕事の内容、自分の能力、対人関係など、職場には悩みの種になりやすい要素がいろいろあります。成績不振や失敗・ミスなども落ち込む元になります。その上に上司から責められたら、もっとつらいを思いをしてしまいます。

 仕事・職場のことでくよくよしてしまう大きな原因の1つに、「疲れ」があります。
 疲れると、気分が悪くなりやすく、そういう時に仕事や職場での問題を考えると、悪い(イヤな気もちになる)考え方をしてしまいがちです。でも、ほとんどの人はイヤな気もちになった原因は、その問題に関わること(職場での出来事、職場の人、ミスした自分など)だと考えてしまいます。

 実は、私にもよくあります。私が悪い考えをしがちなのは夕方以降が多いのです。私は現在けっこう疲れる仕事をしています(歳だという理由もあるかもしれませんが)。
 それでも最近は、「あ、まただ。疲れているからだ。今はこの事を考えるのはよそう」と考えることができます。こうできるようになって、ずいぶんラクになりました。

 疲れていて、くよくよ考えると、さらに疲れます。まさに悪循環になります。
 どこかで「疲れているからだ」と気づくことができれば、悪循環から抜け出すことができます。



3月22日(水)慣れれば
 4月になると、職場や仕事の内容が変わる人もいると思います。新しい仕事をやり始めた時にはすぐにはうまくできないし、よく知らない人と接するのにも何かと気を遣ってしまいます。また、さまざまな不安もあると思います。当然のことながら、疲れます。

 そんな時に何かうまくいかないことがあってもくよくよしないほうがいい。
 「慣れるまでは大変なのが当たり前」「慣れればそれなりにできるようになる」のように考えたほうがいいと思います。

 仕事でなくても、何か新しい事を始めた時、環境が変わった時、新たに人とつきあい始めた時などには、うまくいかないことがあるのが当然、と考えていたほうがいいと思います。
 「今はあまり考えずに、慣れるまで我慢しよう」と考え、くよくよしないよう、疲れないような工夫をしたほうがいいと思います。



3月23日(木)ミス
 きょう、仕事で大きなミスをしてしまいました。ふつうでは考えられないようなイージーミス/ケアレスミスです。私は時々このようなミスをしてしまいます。それは子供のころからなんです。

 私はミスをしてしまった時には、できるだけ具体的な対策をするようにしています。「気をつけよう」と思うだけでは、効果は少ないし長続きしません。
 私の場合、「ミスをしないように」と意識すると、仕事が遅くなり、また疲れます。そこで、作業は素早く行い、その後でチェックを1つの作業としてしっかりやるようにしています。ミスをした後はチェック項目が1つ増えることになります。
 ミスをしてもその具体的な対策を決めたらそれでいい、いつまでもくよくよしない、というのが最近の私のやり方です。

 職場で私の隣の席の人は、パソコンの画面に注意事項を書いたウィンドウを開いて作業をしています。その人は決してミスが多いほうではありません。そうしていることに気づいた時、私は感心してしまいました。

 人間誰にでもミスはあります。最近の私のようにあまり反省の色が見えないのも可愛げがないと思いますが、いつまでもくよくよしたり落ち込んでしまうのもどうかと思います。要は、同じミスを繰り返さないように心がけることです。その対策をしたのなら、そこで「そのミスは終わり」でいいのではないでしょうか。

 それでもミスをしてしまうことはあります。そしたらまた対策を追加すればいい。いくら気をつけてもミスはあります。にんげんだもの。

   「あやまちだってあるよ おれだもの」(相田みつを)



3月24日(金)叱られたら
 失敗やミスは早く心の中で終わりにしたいものですが、上司とかに叱られるとそうはいかなくなってしまうことも多いと思います。

 「自分(の人格)を叱ったのではなく、ミスを叱ったのだ」「自分のために叱ってくれたのだ」などと考えられればいいのでしょうが、なかなかそうは思えないようです。

 そう言えば、きのうの帰りの電車の中で、20代前半の2人の女性が、やたらとミスを指摘する上司の話を長々としていました。
 「(ささいなミスを指摘して)バっカじゃないの」「大人げない」と言っていました。「言い返してやった」「し返しした」とか、威勢のいいことも言っていました。

 失敗やミスをしたら叱られるのは当たり前(相手はそれも仕事のうち)。
 叱られたら、「すみませんでした。以後気をつけます」と言えば、それでひとまずすむはずなのですが・・・。(ちゃんと謝罪しない、反省の色がまったく見えない、何度も同じ過ちを繰り返す、などがなければ)

 ところが、感情的に大きいのは叱り方のようです。叱り方・注意のしかたのうまい人は少ないと思います。
 「叱り方のヘタな人・未熟な人」とわかっていれば、適当に相手をしてあげることもできるのではないでしょうか。

 私だったら、「こんな未熟な人のためにイヤな気もちになるのは損だ」「一時の事と我慢しよう」などと考えたいと思います。あとはミスを防ぐ対策を考えたら、それで終わりにしたいと思います。そんな(ミスや叱った人の)ことをくよくよ考えるより、他に考えたいことがたくさんありますから。

◇悩みのヒント「仕事上のミス・失敗



3月25日(土)イヤイヤやらない
 仕事をイヤイヤやるのはよくありません。イヤイヤやっていたらミスも出やすくなるだろうし、いい仕事もできないと思います。また、疲れやすいと思います。なにより、それだけ長い時間をイヤな気分で過ごすことになってしまいます。職場以外の生活にも悪い影響が及んでしまうと思います。

 仕事がイヤとかつらいとか、過去の失敗やミス、職場での悪い人間関係や人の思惑、この仕事をやめたいなど、余計な事を考えていたらイヤイヤな仕事になってしまいます。

 できれば「仕事を愉しめたら」とは思いますが、なかなかそうできないこともあると思います。少なくともイヤイヤでなく「淡々と」でもいいと思います。そのためには、「余計な事を考えるのよそう」と思い、今の仕事に集中しよう、どうしたら少しでもうまくできるか、効率よくできるか、などと考え・工夫をするのがいいと思います。何を考えながら仕事をするかが問題なのだと思います。

 私も仕事中にイヤな事を考えてしまうことがあります。でもそれにすぐに気づくことができます。気づければ、「自分もまだまだ未熟だなぁ」「この事はあとで考えよう」「今はやることに集中しよう」などと考えることができます。

 仕事をイヤイヤやらないために、余計なことを考えずに仕事に集中することは、なによりも自分のためだと思います。



3月26日(日)仕事を離れる
 職場から離れたら、頭も仕事から離したほうがいいと思います。もちろん、仕事が好きで生きがいを感じてよろこんでやっている人は別ですが。
 少なくとも職場でのイヤな事を思い出したり考えたりはあまりしないほうがいいと思います。

 「仕事のことを考えないようにしよう」だけで終わりにせず、「他にいいこと考えよう」「やりたいことをやろう」と考えるのが役に立つ考え方です。

 私は最近、職場からの帰りの電車の中で、東京都では本を読みます。小田急線が多摩川を越える時には川岸に一列に並ぶ灯りなどの夜景を見ます。神奈川県に入ると本をしまって目を閉じて、この日記に書くことを考えます。
 仕事のことを考えているヒマはありません。頭は完全に仕事から離れます。職場でイヤなことがあっても帰りつく頃には、すっかり気分転換ができています。

 仕事を離れるには、自分の好きな何か、やりたい何かが、習慣として1日の中に入っているのがいいと思います。



3月27日(月)わかってくれない
 自分の仕事を評価してくれない、自分の能力を認めてくれない、自分の望みを察してくれない、自分の大変さを理解してくれない、・・・自分のことをわかってくれない、このことが不満となって仕事や職場がイヤになってしまっていることも多いと思います。

 人のことをわかってくれる人は少ないように思います。人の気もちを感じ取ることができない人、自分のことだけで精一杯の人、人への思いやりが足りない人、こういう人はたくさんいます。

 「いいホームページですね」「ありがとうございます」「これからも頑張ってください」「期待しています」など、私はたくさんのうれしい言葉をいただけて、ものすごく幸せですね。自分がやっていることを見てくれる人がたくさんいて、評価や応援をしてくれるなんて有り難いことですね。感謝しています。皆さん、ありがとうごさいます。

 さて、「自分のことをわかってくれない」という心の中の思いと、そこから生まれてしまう仕事や職場に対するイヤな気もちに対して、どう対処したらいいでしょうか。どんなくよくよしない考え方がいいのでしょうか。
 もう少し考えてみたいと思います。ということで、明日の宿題ということにしましょう。

 ところで、あなたは人のことをわかってあげられますか?
 私ももっと人のことがわかってあげられるようになれたら、少なくともわかろうと心がけられたら、と思います。



3月28日(火)わかってくれない
 自分のことを人にわかってほしければ、まずアピールすることが必要だと思います。

 1つの方法は、相手に直接言うことです。言わなければわからない、というのは立場が逆ならよくわかります。
 でも、言ってもわかってもらえない人もいます。

 もう1つの方法は、もっと行動(仕事や態度)でアピールすることです。誰が見ても明らかなら、認めざるを得ないはずです。
 でも、認めてくれない人もいます。

 また、わかってくれそうな人を探し、その人にアピールする方法もあると思います。どこかには自分をわかってくれる人がいるはずです。
 でも、今の自分のまわりにはいないかもしれません。

 アピールしないで、わかってくれない、と不満を抱いていても何も変わりません。でも、アピールしてもわかってもらえないこともあります。やるだけやったら、どこかであきらめることも必要だと思います。
 今は無理にわかってもらおうとすることをあきらめて時期を待つか、今の職場をあきらめて転職を考えるかです。

 私にもわかってほしいという思いはあると思いますが、人がわかってくれないことで不満をもつことはありません。「人が○○してくれなくても当たり前」「人が○○してくれたら、うれしい・幸せ」のように考えたいと思っています。
 また、人がわかってくれなくても、自分がわかってあげたい、と思います。



3月29日(水)ガマンが必要?
 仕事・職場の不満や悩みのほとんどは、仕事の内容/人間関係/待遇の3つだと思います。
 誰でも多かれ少なかれ不満や問題は抱えていると思います。でも、仕事としてお金を稼ぐためには、しょうがないことかもしれません。我慢が必要なこともあると思います。

 問題に前向きに立ち向かえればいいのですが、我慢するしかないこともあります。今の自分ではどうにもならないこと、問題を解決することは極めて困難なこと、そのために職場で波風を立てたくないこと、・・・。

 我慢していれば、状況が変わることもあります。仕事内容が変わる、職場や人事の異動、誰かが自分を認めてくれる、こんなこともありえます。また、慣れることや自分が成長することで問題が小さくなることもあります。今から考えるとあの時はこんなことで悩んでいたんだ、と思えることもあります。

 我慢するためには、ではなく、我慢しなくていいためには、そのことをあまり考えなければいいと思います。私だったら、そういうことがあっても、自分がそのことを無意識に考えてしまっても、多少イヤな気もちになっても、心の中で「ハオハオ」と受け流したいと思います。

 どうにもできないことで、どうしても我慢できない(したくない)時には、・・・(あした書こうと思います)



3月30日(木)転職を考える
 仕事・職場での不満や悩みから、「辞めたい」と考えたことがある人は多いと思います。
 ただ「辞めたい、辞めたい」と思うだけでは、イヤな気分になるだけです。「辞めたい」と思った時は、転職を考える機会だとも言えます。

 「辞めたい」と思う理由はいろいろあると思いますが、転職の理由はちゃんと考えたほうがいいと思います。「新たな環境で出直すため」「もっとやりたいことをやるたるめ」「キャリアアップのため」など。「××で辞めたくなったから」というのは、転職を考えるきっかけで、転職の理由にはしないほうがいい。また、次の仕事を考えずに辞めるのはよくありません。

 転職を考える時には、「今のままでいいか、転職するか」と考えます。今のままでもいい理由もあるはずです。転職のいい理由もあります。そう考えれば、「今のままでもよし、転職もよし」と考えられます。「今のままではイヤ、転職も不安」のように考えたら、悩ましいだけでなかなかその選択はできません。また、今のままでもいい理由がわかっていれば、我慢もできると思います。

 転職を考えるのは、3ヶ月に1回くらいでいいと思います。毎日考えても同じような考えを繰り返すだけです。3ヶ月に1回の時には、決断するか、また次の3ヶ月後に考えるかを決めればいいわけです。その3ヶ月の間は、無意識に考えてしまっても、「今は考えなくていい」と思えば、悩まずにすみます。

 転職は自分の人生の中でも重大事です。時間をかけて、いい考え方をしたほうがいいと思います。
 と、新年度直前に転職の話など書いてしまいました。



3月31日(金)天職?
 今の仕事は本当に自分に合っているのだろうか?
 もっと他に自分を活かせる仕事があるのではないか?

 本当は他にやりたい仕事がある。
 できれば、こういう仕事をしてみたい。

 転職を考えることについては、きのう書きました。
 今の仕事について考えるのなら、どうしたらうまくできるかを考えたほうが楽しいと思います。少しでもうまくできれば喜びや満足感も得られます。ある程度できるようになってはじめてわかる良さやおもしろさもあります。自分がやりたいことを社内でやれるようになるためには、自分の提案や要望を上司にアピールするのもいいと思います。

 今の仕事が自分の「天職」だと言える人は幸せです。でもそう言える人はそう多くはないと思います。
 私には「幸せについて考える」というライフワークがあります。現在のところ(生活をしていく(収入)という意味の)仕事にはなっていません。仕事になったらいいな、とは思いますが、ライフワークとして一生続けていけると思っているので、一種の天職と言えるかもしれません。

 自分の「天職」を探すのは難しいような気がします。
 何かを一生懸命に夢中になってやっていくうちに、「天職かな?」と思えるようになることのほうが多いと思います。

 とりとめのない話になってしまいました。
 「仕事」は自分の人生の中の重大事です。だからいろいろな悩みがあるのでしょう。
 基本的には、今の仕事を大切にしてそれを愉しめたら、と思います。


   

この日記のつづき

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