しあわせ日記

「問題フォーカス型対処」と「感情フォーカス型対処」

 「モヤモヤ、イライラ…抱えきれないストレス対処の秘訣は2つの異なるアプローチだった」(ライフハッカー)より、
 VeryWell Mindによると、問題ベースの対処スキルは状況を変えることに重点を置き、感情ベースの対処スキルは自分の感じ方を変えることに重点を置いています。

 どちらが優れているということはなく、取り組むべき課題によって、必要な対処の仕方も違ってきます。
 ほとんどの状況では、両方の対処を少しずつ取り入れる必要があります。
 悩みや問題への対処には、「現実問題の解決を目指す」アプローチと、「心(感情)の問題の解消を目指す」アプローチがあります。

 現実問題の解決を目指すことで、現実問題が解決すれば、それがベストでしょう。
 それ以前に、前向きな気もちになれたり、希望がもてるような行動に結びついたり、望ましい方向に現実が動き出せば、悩み苦しむことは解消の方向に向かうでしょう。

 現実問題の中には、(すぐには)解決できない問題もあります。
 問題が解決しなくても、心の問題の解消を目指すことで、苦しみ(心の問題)を軽くすることができます。
 ある程度心がいい状態になれば、現実問題は放っておいてもいいかもしれません。

 問題化しなければ、問題解決に費やす時間とパワーを自分が幸せになるために使うことができます。
 そのためには、「完全解決を求めない」ことです。
 現実(問題の)対応と心の(問題の)対策を併用することで、あまり悩み苦しまないようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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