しあわせ日記

疑いすぎない幸せ

 『疑心暗鬼を生ず』
 「心の中に疑いをもってびくびくしていると、暗がりの中にいもしない鬼の姿が見えたりする。疑う気もちがあると、何でもないことも怖ろしくなったり、疑わしくなったりすること」

 疑うことは、ダマされないために役立ちます。でも、何もしないでただ疑っていても自分がイヤな気もちになるだけです。
 そもそも疑うのは気もちがいいものではありません。疑うことで、不安になり、幸せに過ごせなくなってしまいます。
 疑えばキリがありません。疑いすぎると、恐ろしさを感じることもあるでしょう。心の中に鬼を生み出しているのは、自分の心(疑う考え)です。

 また、疑惑を抱いたまま相手に接すれば、相手にイヤな思いをさせるのではないでしょうか。
 自分が疑うことで、相手が裏切りやすくなるということもあると思います。
 疑うことが、関係を壊す原因になってしまうこともあるでしょう。

 「疑わない」というのは、余計な(悪い)ことを考えないということです。
 と言っても、つい疑ってしまうことはあるでしょう。それは無意識にですから、しかたがありません。
 疑ってイヤな気もちになった時に、それに気づいて「これ以上疑ってもいいことない」「こんなことを考えるのはやめよう」と、疑うような考えを途中でストップできればいいのだと思います。

 疑いすぎるのも、信じすぎるのも危険がありそうです。
 人を信じることも大事ですが、ある程度信じられればいいことが多いでしょう。
 ダマされたくない場合には、ちょっと疑って、少し注意すればいいのではないでしょうか。
 疑いすぎて、自分の心の中に鬼を生み出すのは、避けたいものです。





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