しあわせ日記
「ほどよいひとでなし」を目指す
「こんまりも実践! 「ほどよいひとでなし」で人間関係を片づける」(ダイヤモンド社)より、
自分がストレスを感じる人との関係を断つコツはありますか。
川原:ニコニコしながら感じよく距離を置くことですね。僕はいつもニコニコしているので、誰とでも仲良くなりそうに見られるのですが、決してそんなことはありません。好きだと思えない人や、自分に害を与える人とは、絶対に付き合いませんから。そこは麻理恵さんも同じで、「ほどよいろくでなしを目指しましょう」とよく言っています。
人間関係でストレスを感じるのは、イヤな相手とのつきあいがあるからであり、そういう人との関係を断つことができるといいのでしょう。
そういう相手と距離を置くためには、「断ってもいい」のです。
『明るく「NO」と言うほうが、
無表情に「YES」と言うよりもいい』 バルタザール・グラシアン
明るく断れると、なおいいのでしょう。
誘いを断ると、人づきあいが悪い人、とっつきにくい人などと思われるかもしれません。
「ひとでなし」「ろくでなし」などと思われてもいい、と覚悟できるといいのでしょう。
相手によってつきあい方を変えていいのです。
つきあいたくない相手に対しては、無理して「いい人」を演じるよりも、ほどよい「ひとでなし」になったほうが、自分のためにいいのではないでしょうか。