読書日記

  とにかく前に一歩

 PHP11月号の特集は『明日が輝くヒント きっと花咲く時がくる』。
 星野富弘さん(詩人・画家)は、
 今を精一杯生きられないで、どうして次の人生をしっかり生きられるでしょう。
 はじめは苦しくてつらいことが、自分を成長させてくれます。とにかく前に一歩を踏み出してみる。そうすれば、花咲く時は必ずやってきます。
 「今は××だから」と言っていても、気もちが沈むだけで、何も変わりません。
 状況や他人のせいにして自分では何も努力しないような人は、たとえ状況が変わったとしても同じような生き方をすることになるのでしょう。

 何事もはじめは苦しくてつらいことが多いでしょう。でも、続ければ、慣れてくるし、力がついてラクにできるようになるものです。
 苦しいこと・つらいことから逃げてばかりいると、自分を弱くし、ますます生きるのがつらく苦しくなるのではないでしょうか。

 どのような状況でも、苦しくても、とにかく前へ一歩踏み出すこと。それを続け、前進していけば、やがて花が咲き、実がなる時がきっとやってくるのでしょう。
 また、努力を続けながら、自身が成長していくことが、夢の実現や目標の達成への着実な道なのではないでしょうか。

 『何も咲かない寒い日は、下へ下へと根をのばせ。
  やがて大きな花が咲く』(マラソンの高橋尚子さんの座右の銘)



   

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