読書日記

  やりたかったらやればいい

 『始めるのに遅すぎることなんかない!』(中島薫)より、
 できるかできないかよりも、まずは始めてみよう。
 何か物事を始めるときに、この「できるかできないか」ということを非常に問題にする人がいます。でも、私にいわせれば、それはまったく意味のないことです・
 大事なのは、やりたいかやりたくないかで、できなくてもやりたかったらやればいいし、できることでもやりたくなかったらやらなくてもいっこうにかまいません。あなたの問題なのですから。
 やりたいことがあるけど、「できないんじゃないか」と考えてやれないことが多いという人もいると思います。
 「できるかできないか」を考えるのは、「(できるかできないか)わからない」ということでしょう。
 そこで、「わからない(できるかもしれない)からやってみよう」と考えるのと、「わからない(できないかもしれない)からやめよう」と考えるのと、どちらが自分にとっていいのでしょうか。

 やればできるかもしれないのです。やってみれば案外容易にできることもあるはずです。
 多少困難があっても、それを乗り越えてできれば、それだけ喜びも大きいし、自信も得られるはずです。
 たとえ、できなかったとしても、それをいい経験と考えることもできるはずです。その経験を今後に活かせれば、貴重な経験をしたことになるでしょう。
 何もしなければ、何も(成功も、自信も、いい経験も)得られる可能性はないのです。

 本当に自分がやりたいことなら、やりたい気もちを大切にして、やったほうがいいでしょう。
 本当にやりたいことは、やれるだけでも幸せだし、「失敗してもいいからやりたい」とも考えられるし、やったことを後悔することはないと思います。
 本当にやりたいことをやらなかったら、(一生?)後悔が残るのではないでしょうか。



   

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