読書日記

　　まちがいを恐れてはなりません

　『心の扉を開く』（アイリーン・キャディ）より、
　あなたも大きく手を広げて、新しい実験をこころみ、未知の世界へ踏みださなくてはなりません。
　まちがいを犯すことを恐れてはなりません。まちがいを犯すことによって、知恵と理解を深めるのだと知りなさい。
　あなたはまちがいから学ばなければなりません。
　やりたいことがあっても、まちがいや失敗を恐れて、やれないことがあるでしょう。
　まちがいや失敗を恐れるのはしかたがありませんが、恐れすぎて何も新しいことができなくなってしまうのは、自分のためによくないでしょう。
　それでは、新たに得られるものが少なくなってしまい、生活もマンネリ化してしまうのではないでしょうか。

　まちがいや失敗は、長い目で見れば、悪いことではなく「いい経験」になるはずです。
　まちがいや失敗から何か学べることがあれば、今後の人生で役立つでしょう。また、まちがいや失敗を乗り越えた経験によって少しは強くなれるのではないでしょうか。
　まちがいや失敗の経験が少ない人は、いつまでたったも弱いままでしょう。いつもラクなことばかりしていると、自分を弱くすることになり、将来よけいに苦しむことになるのではないでしょうか。

　まちがいや失敗を（恐れて何も）しないことは、人生の中での大失敗かもしれません。



　　　

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『心の扉を開く』アイリーン・キャディ

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