読書日記

  エネルギーは始めれば出てくる

 『自分らしく生きているかい?』(アンドリュー・マシューズ)より、
 「もっと体力があれば、毎朝ジョギングするんだがなあ」それじゃだめ! まず走りださないと。
 「やる気が出れば宿題をすませるんだけど」それはまちがい。
 「元気があれば、事業を始めたい」それじゃできるわけない!

 エネルギーや熱意は、実際に始めたあとで湧きあがる。足を踏みいれないと、エネルギーは出てこない。要はとにかく始めてみることだ。
 やりたいと思うことがあっても、なかなか始められないことがあるのではないでしょうか。
 あれこれ考えると、ますます始められなくなりやすいでしょう。というのも、あれこれ考えるのは否定的な要素(やれない理由)が多いからです。
 そんな場合には、やりたい気もちを大切に考えてみると、始められるかもしれません。

 やれない理由として、「やる気が出ない」「元気がない」「○○が足りない」などと考えてしまう人が多いのでしょう。
 やる気がないなら「やる気を出す工夫をしよう」、元気がないなら「元気を出す工夫をしよう」、何かが足りないのなら「少なくてもできる方法を工夫しよう」「やりながら増やしていけばいい」などと考えられるといいのでしょう。
 また、やり始めればいつのまにかやる気や元気が出てくる、ということもあるのです。

 やれない理由(言い訳)を考えるより、やることで得られる幸せを期待して、やれる方法を考え・行動できるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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