読書日記
書きとめておく
PHP7月号の特集は『運がひらける言葉』。
中谷彰宏さん(作家)は、
運のある言葉を拾って、自分のものにするには、「これは!」と思う言葉はすぐにメモすることです。当たり前だけど、メモしないと、すぐに忘れてしまいます。
また、里中満智子さん(漫画家)は、
仕事柄、私は自分の書いたセリフに励まされていますが、普段から「こうありたい」と思うことを書きとめておくだけでもよいと思います。迷ったり、心がぐちゃぐちゃになったときに、それを呼んだり、口に出してみる。すると、「ああ、以前はこんなふうに思っていたはずなのに、今の自分は恥ずかしいな」と戒めや励ましになります。
運がひらける言葉、自分の人生に役立ちそうな言葉と出合っても、そのままにしておいてはすぐに忘れてしまうでしょう。
忘れないうちにどこかに書きとめておけるといいのでしょう。
書きとめたものを後から読んで、価値が感じられないことや役に立ちそうもないこともあると思います。それでもいいのです。
そういう中の一つでも、自分の人生・幸せに役立てば大きな成果です。
大切にしたいももの(言葉や方針や心がけや夢や目標など)があっても、ついそれを忘れて生活してしまいがちです。
そうならないためにも、書きとめておくといいのでしょう。それを目につく所に置いておけば、折にふれて思い起こすことができ、実践に結びつきやすいでしょう。
また、長年に渡って書きとめたものを読み返してみることで、自身の変化や成長を感じられることもあるのではないでしょうか。
いい言葉との出合いを大切にして、人生に活かし、自分を育てるために、いい言葉を書きとめる習慣をつくれるといいでしょう。