「プレッシャーに勝つ」人というのは、プレッシャーをどう利用しようかと考える。「プレッシャーに潰される」人は、プレッシャーからどう逃げようかと考えるのです。プレッシャーというのは心理的なものが大きいのでしょう。
人が見てると「よっしゃ、ここで一発」とか、「よっしゃ、来い」とね。何か燃えてくる感じの人っていうのは、まさにそのプレッシャーをある意味で自分にひずみを与えるどころか、逆にエネルギーに変えちゃって奮いついていく状態。
だけど、プレッシャーに潰される人はそういうふうにプレッシャーを感じた時点で、もう「自分は弱い人間なんだ」「ダメなんだ」となってしまう。
だからプレッシャーというものは悪いものではなくてエネルギーなんだ。プレッシャーというものをどういうふうにそのエネルギーに変えていくか、というのがすごく大事なことなんです。
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