読書日記

  磨けば明るくなれる

 『バカポジティブ』(関根勤)より、

 根っから暗い人なんて滅多にいないと思っています。明るさ=ポジティブシンキングというのは、実はどんな人の中にも存在している志向で、「暗い」と称する人は、そこがたまたまステンレスの曇った部分みたいになっているだけ、意識して磨けば何歳からだってピカピカに明るくなれるはずです。

 「習い性となる」という言葉があるように、常に明るくふるまったり、考えたりするクセをつければ、それが当たり前になる。
 人柄の明るさ・暗さはその人の考え方による。ポジティブシンキングの人はそれが態度に表れて明るく見え、ネガティブシンキングの人は暗く見える、ということなのでしょう。
 とすれば、明るいか暗いかは、その人の性格ではなく考え方(のクセ・習慣)と言えるでしょう。

 ということは、考え方を変えるように努力し、そういう考え方が習慣になれば、明るくなることができるということです。

 明るくなるためには、形から入る工夫と心から入る工夫の2つがあると思います。
 たとえば、明るくふるまう(明るい人のふりをする)ように心がけるのが形から入る工夫で、明るく考えるように心がけるのが心から入る工夫です。
 形から入る場合にも、「明るくふるまおう」などと意識して考えることからすると、「まずは考え方を変えることから」とも言えるでしょう。

 いずれにしても、クセや習慣になるまでは意識して心がける努力を続ける必要があります。
 クセや習慣になってしまえば、無意識に自然にできるようになり、性格が変わったと思われるのではないでしょうか。



   

次の日の日記

バカポジティブ』関根勤

ホームページ