読書日記

  ベッドで振り返る

 『ダ・ヴィンチ 7つの法則』(マイケル・J・ゲルブ)より、
「暗くなってからベッドに横になり、研究してきたことの概要や、思いついたことで注目に値することを心の中に描き、精密な思考により再度振り返ってみるのは、大いに有益であると自分の経験からわかった。これは確かに有効なエクササイズであり、物事を記憶に刻みつけるのに役立つ」。
 これはダ・ヴィンチが行った画家へのアドバイスだが、人生にも応用できる。
 ベッドに横になり、心身ともにリラックスした状態で、大事なことを落ちついて考え直してみると、いい考えがしやすいのかもしれません。
 その日はもう寝るしかないのなら、余計なことに考えをジャマされることもないでしょう。

 たとえその際にいい考えが浮かばなくても、睡眠中に記憶が整理され、次の朝に考え直してみるといい考えが浮かぶこともあるのではないでしょうか。
 アイデアが作られる過程の「3.孵化段階」にあたるのだと思います。

 夢や目標がある人は、寝る前に限らず、「○○たらいいな。ではどうしたら?」と何度も考えるようにするといいでしょう。
 何度も考えれば、それだけいいアイデアが浮かぶ可能性も高くなると思います。

 ただし、寝る前にあまり深刻に考えすぎるとなかなか眠りにつけないかもしれません。どこかで切り上げて幸せな気分で眠りにつくように心がけたほうがいいでしょう。



   

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