読書日記

  現在の能力より幸せ感

 『必ず!「プラス思考」になる7つの法則』(和田秀樹)より、
 仕事の能力と満足感はかならずしも比例しません。
 わたしは、現在の能力より現在の幸せ感のほうが大切だと思います。どんなに能力があっても自分や周囲に不満を感じている人は、そこで足踏みしてしまうからです。

 幸せな人は違います。歩みは遅くても、自分が少しずつ前に進んでいることを実感できます。
 一日の満足感を積み重ねていけば、しだいに大きな目標も見えてくるようになります。
 完全に満足して向上心をなくしてしまうのは、自分のためによくないでしょう。
 不満をバネに頑張り、成長できる人もいるでしょう。
 でも、いつも不満ばかりを感じていては、モチベーションが低下して、いい努力を続けることは難しいでしょう。ましてや、他人や状況のせいにして不満に思っているだけでは進歩もありません。

 完璧にはできなくても、ある程度(80%でも60%でも)できたら「よかった」と満足感を感じられたほうが、モチベーションを維持して続けることができるでしょう。
 また、自分が少しでも進歩していることを実感できることは喜びであり、幸せなことだと思います。
 さらに、満足感や喜びや幸せを力に努力できるようになれば、なおいいでしょう。

 日々の満足感や充実感や喜びや小さな幸せが、自分の心身と生活をイキイキとさせるのだと思います。
 そういう積み重ねがやがて大きな幸せにも結びつくのではないでしょうか。



   

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