読書日記

  いい人になる

 『困らせてくれてありがとう』(マーク・I・ローゼン)より、
 厄介な人に対処するための選択肢2 「いい人になる」。
 波影を立てないように努め、厄介な人の言動となんとか折り合いをつける。彼らのご機嫌をとり、なんでもいうことを聞いてやる。

 では、いい人になるのが有効なのはどんなときだろう。
 その場かぎりで、相手ともう二度と会わないとき。問題が取るに足らないとき。とにかく相手を怒らせたくないとき。今後のために点を稼ぎたいとき。相手との力関係を考えて、譲歩するのが適当だと思われるとき。
 だが、その人間関係が一時的なものではなく、そしてあなたがドアマットのように踏みつけにされるのがいやなら、いい人を演じるのも考えものだ。
 相手によって、場合によっては、厄介な人の言動に波風を立てずにすませたほうがいいこともあるでしょう。

 相手との関係が一時的なものとわかっていれば、多少のことは「一時の事」と、ちょっと我慢してなんとかやり過ごすことができればいいのではないでしょうか。

 また、「自分の大切なものを守るために」はイヤな相手にちょっとぐらいご機嫌をとってでも、穏便にすましたほうがいいときもあるのでしょう。
 小さな正義感や信念のために、自分にとって大きなものを犠牲にしてしまうのは考えものです。

 ただし、日常的に厄介な人に踏みにじられ、つらい我慢や無理をし続けるような生活を送るのは、自分(の心)を大切にしていません。
 他の対処法を検討したほうがよさそうです。(つづく)



   

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