読書日記

　　規律に従う

　『扉の法則』（ジェームズ・スベンソン）より、
　どの分野であれ、夢を実現し業績をあげた人はみな、きびしい規律に従って生きてきた人たちなのだ。

　規律とは、夢を実現するためにすべきことをするという意味である。
　たとえ自分の気分が乗らないときでも、規律に従う習慣をつけることが大切なのだ。
　いい努力を続けられる人が、夢を実現しやすく、成功を持続できる人なのでしょう。
　これをやればいいとわかってはいても、それをコンスタントに実践するためには、きびしい規律に従って生活する必要があるのかもしれません。
　「気分が乗らない」「やる気が出ない」などと言ってやらないのはよくないのでしょう。

　とは言っても、気分が乗らないときも、なんとなくやる気が出ないときもあるでしょう。人間ですから。
　そういうときに、すぐに「（だから、今は／きょうは）できない」と安易に決めてしまうのが問題なのだと思います。
　そこで、「気分が乗らなくても、とにかく始めよう」「やる気を出す工夫をしよう」などと考えられるようになれるといいのではないでしょうか。

　理想的なのは、努力を楽しんでやれる、夢中になってやれることだと思います。
　そのためには、まず、自分が心から好きなこと・やりたいことを夢や目標や仕事に選ぶこと。
　そして、何事も愉しんでやるように工夫することではないかと思います。

　はじめは難しいかもしれませんが、やる気を出す工夫や愉しむ工夫をすることを心がけ続けることが大事でしょう。
　何事も工夫しながら続ければ、少しずつ上達するものです。ある程度できるようになれば、それだけラクに続けられるようになり、やがて習慣になるのだと思います。
　そうすれば、規律に従う習慣も身につくのではないでしょうか。



　　　

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『扉の法則』ジェームズ・スベンソン

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