読書日記
やりたいことは変わっていい
『「やりたいこと」がわからない人たちへ』(鷲田小彌太)より、
やりたいことが見つかる。それを大事にして、いつくしんで、どんどん成果をあげていく。重要なことだ。
しかし、人間の一生を考えると、80年の間、何度も変化があるものだ。変化があって当然だ。
やりたいことはどんどん変わっていい。
やりたいことを始めたらある程度(身につくまで)続けたほうがいいのでしょう。
でも、一つのやりたいことにとらわれないほうがいいのかもしれません。
一つのやりたいことができないから、とやりたいことを何もやらないのはよくないでしょう。
また、やりたいことでも(自分の心が変わって)本当にやりたいことではなくなったら、いつまでもしがみつかずに、他のやりたいことをやったほうがいいのではないでしょうか。
生涯やりたいと思い続けられるライフワークや生きがいのようなものに出合えた人はすごく幸せだと思います。でも、そういう人は限られているでしょう。
たいていの人は、社会も変わり、自分も変わり、人生も変わっていく中で、やりたいことも変わっていくのだと思います。
そういう意味では、今特にやりたいことがなくても、いずれやりたいことは出てくるはずです。
その時その時に自分がやりたいことをやれるように努力できることが大事なのだと思います。
そのためには、まず、小さなやりたいことをやる習慣をつくれるといいのではないかと思います。
日々の生活の中で(小さな)やりたいことをやりながら、大きなやりたいことを探し続ければ、きっといつか大きなやりたいことに巡り合えるのではないでしょうか。