読書日記

  意味のないことを悩む

 『「青い鳥」をさがしすぎる心理』(加藤諦三)より、
 つくづくと「人はやった仕事では疲れない」という言葉通りだと思う。気にしたって意味のないことを気にして疲れるのである。
 悩んでいる人は皆同じである。一人で勝手に意味のないことをして悩んでいる。
 そしていったん悩み始めると、自分の悩みが大変なもののような気がしてくる。
 『私たちの疲労は仕事によって生じたのではなく、
  悩み、挫折、後悔が原因となっていることが多い』 デール・カーネギー

 仕事での疲れる原因としては、肉体的なものよりも、精神的なもののほうが大きいという人が多いということでしょうか。
 だとしたら、身体のためにも、意味のない気遣いや考え過ぎや悩みはできるだけ減らしたほうがいいのでしょう。

 意味のないことには、考えてもしかたがないことや考えなくてもいいことがあるでしょう。
 また、放っておいても大して問題ない小さいことでくよくよするのも意味がないでしょう。

 小さいことでも考えれば考えるほど、自分の頭の中では問題が大きくなってしまいます。考えなければ問題ないのに。

 と言っても、つい考えてしまうのだと思います。
 意味のないことを考えて(イヤな気分になって)いるのに、早めに気づいて、「このことをいつまでも考えるのはやめよう」「こんなことを考えるより、○○をしよう」などと切り替えられるようになれるといいのではないでしょうか。



   

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