読書日記

  喜怒哀楽を表現する

 PHP11月号の特集は『心と心が通じる気持ちの伝え方、表し方』。
 池上彰さん(ジャーナリスト)は、
 プライベートにおいては、私は喜怒哀楽をもっと表現してもいいと思っています。
 無理に我慢することはない。怒っているなら「怒っている」と言うことです。その際には、どうして怒っているのかをきちんと言葉で伝えること。

 言葉にするためには、頭の中で一度考えるという作業が必要です。その考える作業をすることで、自分自身も冷静になれます。

 また嬉しいときにも、その喜びの感情を言葉で伝えることです。
 言葉に出すことで、喜びはいっそう大きくなる。自分だけでなく、周りの人の気持ちも明るくなる。
 家族にはある程度は喜怒哀楽を表現したほうがいいのかもしれません。
 そのことによって、心が通じ合えば理想的なのでしょう。
 そのためには、自分の心(感情・望み・考え)を言葉で相手にうまく伝えることが大事でしょう。
 そのためには、まず自分が自分の心を理解し、相手にわかるような言葉を選ぶことが重要でしょう。その作業が自分にとって大切なのではないでしょうか。

 自分の心を整理することで自分自身が冷静になれたり、自分の感情を表すことで発散できたり、相手の反応(態度や言葉など)を見聞きすることで理解が深まったりすることもあるでしょう。

 喜びなどの幸せを素直に表現することは、自分の心の中の幸福感を高めるとともに、相手にも伝わるのではないでしょうか。
 喜びや幸せは言動に表したほうがいいのでしょう。親しい相手には、特に。

 喜怒哀楽を表現するかどうかは、相手による、そして事と内容によるのではないでしょうか。



   

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