残念なことだが、人と人を、あるいは、ある経験を別の経験と比べてばかりいると、往々にして、今、目の前にあるものを見過ごしてしまう。人(の幸せ)と自分を比較するのも、過去(の幸せ)の経験と今の経験を比較するのも、理想の幸せと今の自分を比較するのも、不幸(な気もち)になる考え方です。
だが、比較したがる習慣を断ち切ると、あるいは比較の締めつけを少しゆるめるだけでも、人生とは実に魅力にあふれた冒険だと気づき始める。一つひとつの体験がそれぞれにユニークで、価値あるものに思えてくる。
幸いなことに、比較の罠はただの習慣であり、人生を考える一つの方法にすぎない。
解決法はすこぶる簡単、ただやめればいいだけだ。
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