読書日記

  不心得者にパワーを奪われない

 『そっとあなたの“欠点”を直してくれる本』(リチャード・カールソン)より、
 不心得者をアブノーマルな人種と見なすと、うそのように楽になる。
 あんなヤツらにかかずらわってはいけない。ヤツらのために気遣ったり、時間を割いたり、悩んだりする必要はない。どんなことがあってもパワーを奪われてはいけない。

 不心得者は人の注意を引き、それをエサにしているのだ。
 だから、こいつはダメだと思ったら、注意を払ってやったりせずに、「またか」と思って無視すればいい。
 世の中には、いろんなイヤな人がいます。
 礼儀やモラルを心得ない人、ルールを守らない人、無神経な人、思いやりがない人、・・・。
 そういう人に引っかかってイライラしないほうがいいでしょう。

 「こんな人もいる」「こんな人のためにイライラするのは損だ」と考えたほうがいいでしょう。
 「この人はこういう人」「この人にはこういうところがある」とわかっていれば、イライラしそうになった時に、「またか」「受け流せばいい」などと考えられることもあるでしょう。

 イヤな人のためにイライラしたり悩んだりすると、それだけ自分の時間とエネルギーを使うことになってしまいます。
 「こんな人のために、自分のパワーを使うのはもったいない」と考えられるといいのでしょう。

 人にイライラすることを減らし、その分のパワーを自分(の幸せ)のために使えるようになれたほうがいいのではないでしょうか。



   

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