「心に愛を持ちたいのなら、大いに愛の言葉を語るべし」と言いたいのです。心に愛があっても、言動に表さなければ、相手には伝わりません。愛がないのと大して変わりません。
少々無理があっても、積極的に愛の言葉を語ろうよ、かわいい、素敵だよ、君に会えて本当によかった、という愛と感謝の言葉を朝に夕に口に出して言ってみようよ、と提唱したいのです。
人間は言葉で考える、言葉と心とは深く結びついていると感じるからです。
ですから、言葉を愛し、言葉を使うことに喜びを覚えることがとても大事だと思うのです。
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