「自分と他人」「どちらが優れている/劣っている」「どちらが正しい/間違っている」「上/下」「勝ち/負け」「幸運/不運」、しょっちゅう頭の中でこれを繰り返していると、必然的に人との間に溝ができてしまいます。人と関わる際に、何らかのものさしで人を測り、自分と比べるような考え方しかできない人は、人といい関係を築くのは難しいのでしょう。
自分に対しても、「良い/悪い」「できる/できない」「ある/ない」という自己評価を繰り返していると、自分という統一性がなくなり、分離、分断され、自分がバラバラになります。
少しの時間、一切の評価や判断は止めて、目の前の人と利害を超えて、関わってみるんです。
綺麗だとか、美しい、といった形容詞をはずして、街を眺めるんです。
自分の中にほっとする感じが戻ってくるのを待つんです。
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