読書日記

  柔軟な楽観主義

 『オプティミストはなぜ成功するか』(マーティン・セリグマン)より、
 楽観主義が私たちにとってよいことであるのは疑いない事実だ。そのほうが人生が楽しい。
 楽観主義は才能や意欲と同じくらい重要な成功要因で、学習すれば身につけることができる。
 考え方を変えれば人生は変わる。

 私たちはやみくもな楽観主義ではなく、しっかりと目を見開いた柔軟な楽観主義を望んでいるのだ。
 柔軟な楽観主義の恩恵は限りないものだと私は信じている。
 楽天主義の第一の利点は、心の中が明るくなり、人生が楽しくなることだと思います。
 反対に、悲観主義では、心の中が暗くなり、人生はつまらなくなるでしょう。
 それは希望がもてるかもてないかによるものでしょう。希望がある時には心の中は明るくなります。

 心が明るくなれば、元気ややる気が湧いてきて、何かをしたくなるのではないでしょうか。
 心が沈んでしまうと、何もしたくなくなってしまいます。悲観の負の連鎖になってしまうこともあります。

 やりたいことをやれば楽しめるでしょうし、何もしなければつまらないでしょう。
 希望を目標にして努力すれば、成功する(幸せを得られる)可能性はあります。
 目標を持たず、努力もしなければ、得られるものはほとんどないでしょう。

 ただし、実現不可能な目標をもつと自分を苦しめることになるでしょう。
 自分に合った目標をもつことが大事です。
 実際には、自分に実現できるかできないか、わからない場合が多いでしょう。
 でも、たいていのことは小さな努力の積み重ねで実現できるはずです。
 そこで悲観主義にならずに、意図的楽観主義を心がけたほうがいいのだと思います。

 夢や希望をもってイキイキと生きられること自体が幸せなのだと思います。
 自分の夢や目標を愉しんで生きることができるようになれたら、と思います。

 そのためにも、楽観主義の希望がもてる考え方を身につけ、時と場合によって柔軟に使いこなせるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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