読書日記

  「NO」と言うこと

 『人生は100回でもやり直しがきく』(アレクサンドラ・ストッダード)より、
 「NO」と言うことは、自分がやりたいことを実践するための基本的な選択肢の一つとも言えましょう。
 自分を守るために、「NO」という言葉を使ってみてください。

 私たちが慎みを持って「NO」という言葉を使えば、人生はあらゆる方向へ広がり、自分で人生を歩むことを助けてくれます。
 「NO」という言葉は、正しく理解されたならば、より人生を楽しめる楽天主義と幸福とへ、あなたを導いてくれるものです。
 何かを選ぶということは、他の何かを選ばない(あきらめる/やめる/犠牲にする/無視するなど)ということでもある場合が多いでしょう。
 人と自分の考えが違えば、一方を選べば、他方が不満を感じることなります。

 自分の人生は、自分の心(感情/やりたい気もち/考えなど)を大切にして、選んだほうがいいでしょう。
 その場合、相手に「NO」と言わなければなりません。それで相手がイヤな思いをしてもしかたがありません。
 反対に、人に「NO」と言えないがために、自分がやりたくないことをやり、自分がやりたいことができないで、不満を抱えて生きるのはよくないでしょう。そのために、相手を嫌ったり憎んだり恨んだりし続けるのは、もっとよくないでしょう。

 かと言って、何でも、いつでも、きっぱり「NO」では、まわりの人とうまくいかないのではないでしょうか。
 「NO」と言うべき事、言い方、言うタイミングなどを配慮して、慎みをもって「NO」と言うことができたらいいのでしょう。

 自分の幸せのために、時には「NO」と言えるようになれたらいいのではないでしょうか。
 そして、「NO」と言ったからには、自分が選んだものをいっそう大切にするように心がけることが大事でしょう。



   

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