読書日記

  夢を与える人

 『やさしい人 どんな心の持ち主か』(加藤諦三)より、
 夢を与えるとは、「何かお手伝いすることありますか?」と相手に聞くことである。
 そして、相手の話に耳を傾けてあげることである。
 夢を与える人は、相手に安らぎを与える人である。
 つまり、やさしい人である。

 夢を与える人はやさしい人でもあり、自信を与える人でもある。
 そして、夢を与えれば、人は感謝する。
 夢を持って生きることは、幸せになる方法の一つです。
 でも、なかなか自分の夢を持てない、という人も多いのではないでしょうか。

 人に夢を与えられる人は、やさしい人であり、素敵な人だと思います。

 「夢を与える」と言っても、外から与えるのではなく、その人の心の内から引き出すイメージではないかと思います。
 「夢を持って生きる」のは本人であり、「夢」はその人の心が望むものでなければなりません。
 そういう意味では、夢を与える第一歩は、相手の話に耳を傾けることであり、相手の心の中の望みを明らかにすることでしょう。
 その上で、相手の手伝い・手助けを約束することが、相手に夢と希望を与えるのだと思います。

 夢も希望もない人は不安な気持ちになりやすいでしょう。夢を与えることは、希望とともに心の安らぎ・安心を与えることにもなるのでしょう。
 また、相手を励まし、支えることも、安らぎを与えることになるでしょう。

 夢を持って努力する過程で、進歩と自らの成長を実感することは、自信につながっていくでしょう。
 そして、夢を叶えることは、大きな幸せと自信を得ることにつながるのではないでしょうか。

 自分に夢を与え、支えてくれるやさしい人がいてくれるだけでも、その人に感謝し、幸せと思ったほうがいいでしょう。
 また、自分が誰かに夢や希望を与えられる存在になれたら、なおいいのではないでしょうか。



   

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やさしい人』加藤諦三

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