読書日記
現実を受容し、幸福を見出す
『幸福術 今日を生きるヒント』(ひろさちや)より、
幸福というものはね、自分の生きねばならぬ現実を、「ああ、いやだ、いやだ。こうでなければいいのに……」とぼやいていては得られません。
自分が生きねばならぬ現実であれば、その現実をそっくりそのまま受容し、肯定し、その中に幸福を見出してこそ、わたしたちは幸福に生きられるのです。
幸福を見つける場所は、自分の現実の中です。
その現実をイヤイヤ生きていたら、余計にイヤな気もちで過ごすことになるでしょう。
現実の不満をぼやいてばかりいては、決して幸福は得られません。
自分の現実には、恵まれていないところも、大変なところもあるでしょう。それをイヤがったりぼやいたり嘆いたりしている限り、幸福にはなれないでしょう。
まずは現実を受容することが大事なのだと思います。
「現実は現実」として受け容れた上で、自分の現実生活を見つめ直してみれば、きっと幸福を見出すことができるはずです。
誰の現実にも、不幸もあるし、幸福もあるはずです。
不幸を数えて暮らすより
幸せを数えて暮らそう
自分が生きられる現実生活の中で、幸福を感じて暮らせるようになれたらいいのではないでしょうか。