読書日記

  「品」「格」とは?

 PHP11月号の特集は『男の品格、女の品格 生き方を考えるヒント』。
 諸田玲子さん(作家)は、
 「品」はその人が持って生まれたものですが、「格」をつけることで、意思、志がプラスされるのでしょうね。
 半藤一利さん(作家)は、
 「品」は形がなく、空気みたいなもの。
 それに対して「格」は、人格、性格などという言葉からしてもわかるように、しっかり身についた固まったものを指すのでしょう。
 「品がある」「品がいい」という言い方をしますが、その基準がはっきりしているわけではないでしょう。なんとなく「品」を感じるというところだと思います。
 「品」というのは、その人の美しい心・気高い心からにじみ出るような気がします。

 「人格」と言うと、その人の人間性、またその成熟度を表すのではないでしょうか。
 それは心がけと努力によって向上させる(育てる)ことができるものだと思います。
 また、何かに熟達する過程で自ずと向上することもあると思います。

 心の美しさも人間性も、つまり「品」も「格」も、努力しだいで磨いていくことはできるのではないかと思います。



   

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