読書日記

  まずはじめる

 『上達の法則』(岡本浩一)より、
 あたりまえのことだが、上達したいと思ったら、まずはじめることである。

 「どうやったら上達するか」をはじめから考えすぎていたら、いつになっても着手できない。

 やり方がわからないという人は、じつは、やり方がわからないのではなく、それで上達したいという気持ちがまだ高まっていないのである。
 始めなければ、絶対に上達しません。
 上達の方法を本を読んだり人から教わったりすることも、はじめは大切でしょう。でも、実際にやらなければ、できるようにはなりません。
 何かを上達したいと思うのなら、まず始めることでしょう。

 「どうやったら自分は上達できるか」「自分にはできないのではないか」「大変なのではないか」・・・などと考えていてもしかたがありません。
 「はじめはわからないのが当たり前」「はじめはうまくできないのが当たり前」「はじめは大変なのが当たり前」。
 でも、「努力すればできるようになる」「努力を続ければ上達できる」「慣れればそんなに大変ではなくなる」。
 さらに、「できるようになれば楽しくなる」「上達の過程には喜びがある」「上達すればそれなりの自信がもてる」などと考えたほうがいいでしょう。

 上達するためには、実際にやりながら工夫することが大事でしょう。
 やってみてわかった問題を一つ一つ克服していくことだと思います。
 立ち止まって考えていても何も始まりません。「歩きながら考えよう」と考えられるようになるといいのではないでしょうか。

 何かを始めるためには、「やる」という決断が必要でしょう。
 「上達しよう」という意志をもつことも大切でしょう。
 それなりの大変さがあるのは覚悟したほうがいいでしょう。
 勇気を出して始めることが大事でしょう。

 いずれにしても、自分の心をコントロールできるようになることが、始めるためにも、上達のためにも必要なのではないでしょうか。



   

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上達の法則』岡本浩一

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