読書日記

  中級者と上級者の差

 『上達の法則』(岡本浩一)より、
 中級者とは、初心者が上手になった人達を指す。
 けれども、中級者がさらに上手になっただけの人が上級者だというわけではない。
 中級者と上級者のあいだには質的な差がある。

 どんな技能でも、上級者の域に達しようとすれば、それだけの努力を一定期間続けなければならない。
 何かを上達したいと思うのなら、努力を続けることが必要でしょう。
 初心者が努力を続ければ、やがて中級者になれるのでしょう。
 でも、ただ続けるだけでは、上級者にはなれないのかもしれません。

 中級者と上級者の差とは、どのようなものでしょうか。
 「実績」と「自信」があると思います。
 上達した能力を発揮することで、それなりの成果やいい結果を出すことが重要でしょう。練習でできても、実績を上げられなければ、上級者とは認められないでしょう。

 さらに、安定した実績を続けることも大事だと思います。
 そのためには、技能だけでなくメンタルの力も必要なのではないでしょうか。メンタルの力の基盤となるのが「自信」だと思います。
 上級者とは、自信をもって高い実力を安定して発揮できる人ではないかと思います。
 いい結果を出すことが「自信」につながり、自信をもってやることが「実績」を築いていくことにつながるのではないでしょうか。

 もう一つの上級者の条件は、自分なりの考えややり方をもっている、ことではないかと思います。
 上級者になれば、それぞれに特長が表れるような気がします。
 そのためには、自分なりに考え、工夫を重ね、努力を続けることが大事なのだと思います。

 その前に、上級者を目指す意志と、それなりの努力をする決意をもつことが必要なのかもしれません。



   

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