読書日記

  聞き上手会話を目指す

 PHP7月号の特集は『家族の幸せ、私の幸せ 親子・夫婦――心を遠ざけないヒント』。
 今井登茂子さん(コミュニケーションスクール主宰)は、
 ここはひとつ心を広く両手を大きく広げて受けとめる心意気で、「聞き上手会話」を目指しましょう。
 相手の話をさえぎったり横どりはダメです。
 「ふーん」「うん、うん」「ヘェ、そうなの」とあいづちを打ち、共感できるところは積極的に「分かる」「そうそう」と声に出すこと。
 「それでどうなったの?」など、質問も大切。

 人間は大人でも子どもでも、自分の話を聞いてくれる人に好感をもつもの。
 どんな正論を説かれるよりも、まず心やさしく「どうしたの?」と関心をもって聞いてくれる人に心を開くのです。
 家族であっても、いい関係を築くためには、コミュニケーションが大事でしょう。
 また、「相手(の幸せ)のため」には、相手の話をよく聞いてあげることが大切なのでしょう。

 人は誰かに話すことですっきりします。ストレス発散につながったりもします。
 自分(の感情など)を表現することで、自分を知ることができます。
 人にわかるように話すことで、自分の考えが整理できます。
 自分の体験を語ることでその時の感情を再び味わい、感情を整理できます。
 相手の話をよく聞いてあげることが、相手の癒しにも、自分探しにも、考える力をつけるためにも、役に立つのだと思います。

 また、人の話をよく聞くことは、相手を幸せにする第一の方法だと思います。
 相手の話をよく聞くことで、(現在の)相手をよく知り、相手を幸せにするヒントを見つけやすいでしょう。

 相手の話をよく聞くためには、あいづちや問いかけがうまくできるといいのでしょう。
 「聞き上手になりたい」と努力するのはいいことだと思います。

 人は自分の話を聞いてくれる人に好感をもつでしょう。
 その前に、自分に関心をもち、気にかけてくれる、心配してくれる、わかろうとしてくれるというだけでも、それなりの信頼を得られるでしょう。
 そして、自分のことを少しずつ表現するにつれて、心も開くのだと思います。

 コミュニケーションを重ね、より親密な関係になることが、家族の幸せにもつながるのではないでしょうか。



   

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