読書日記

  好きなように生きる

 『心を幸福にする簡単な50の方法』(本多信一)より、
 自分らしく生きたいですか。では好きなように生きなさい。両者は結局は同じことだから。

 今お勤め人をやっている人は生活の費用を求めるために誠心誠意仕事をして欲しいが、オフタイムには「なるべく好きなこと」をして頂きたいと思う。でないと、生きる気分が喪われてしまう。一部の仕事大好きビジネスマン以外は、オフの使い方次第で幸不幸が分かれるからだ。
 「好きなように生きる」のは簡単そうですが、一部の仕事大好き人間以外には、難しいことだと思います。
 そもそも生活していくためには収入が必要です。好きなことをやって食べていける人は、それだけでも幸せだと思います。
 自分が好きなことばかりやっていたら、まわりの人とうまくいかないことも多いのではないでしょうか。

 仕事が好きで楽しめるに越したことはありませんが、仕事以外のオフタイムに「なるべく好きなこと」ができたらいいでしょう。
 一番好きなことでなくても、けっこう好きなことが一つでも二つでもできているのなら、ある程度は生活を楽しむことができるのではないでしょうか。
 やりたいことがやれる幸せを感られたら、なおいいでしょう。

 この本の著者の本多信一さんは、私が尊敬する人の一人です。
 本多信一さんは、好きなように生きるために、30歳から無料相談を始め、35年間も続けています。
 中小企業診断士として経営コンサルタントもし、多くの著書をもつ作家でもありますが、無料相談業が中心だそうです。

 私は、本多信一さんの本の読者の一人でしかありません。
 12年前に『幸せになる方法』を出版した時に、一方的に拙著を贈ったところ、毛筆のお手紙をいただいたことがあります。
 本多信一さんは、私の目標にもなる素晴らしい人だと思っています。
 そんな私も、好きなことをやって、好きなように生きることができて、とても幸せだと思っています。

 なるべく好きなことをやって、できるだけ自分の好きなように、自分らしく生きられるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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心を幸福にする方法』本多信一

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