読書日記

  変わってもいいと思ったとき、大事なことに気づく

 『ドロシーおばさんの大事なことに気づく』(加藤諦三)、
 「第4章 変わってもいいと思ったとき、大事なことに気づく」より、

 「変わってもいい」と思って、第一歩を踏み出せば、そこには今まで体験したことのない楽しい体験が待っている可能性が高いのです。

 少し勇気を出して未知の世界に踏み出せば、今までの慣れた世界の小ささがよくわかるのに……。そして大事なことに気がつくのに……。
 不幸にしがみつく人々は決して未知の世界に踏み出そうとはしないのです。
 自分にとって重大なことを変えるのには、不安や怖れがあるでしょう。
 変わらない安定感・安心というもあると思います。
 でも、もし現状が不幸だとしたら、変える勇気をもったほうが、自分のためにいいのではないでしょうか。

 勇気を出してやってみれば、何かしら得られるものがはずです。
 新しい体験ができるでしょう。ましてや、それが自分が幸せになるためにすることなら、幸せを得られる可能性があります。
 今までの世界と新しい世界の体験を比べてみれば、大事なことに気づけるのではないでしょうか。それは、新しい世界の良さ・幸せかもしれないし、今までの世界の良さ・幸せかもしれません。
 いずれにしても、いい経験になるでしょう。

  『とにかく具体的に動いてごらん
   具体的に動けば 具体的な答が出るから』 相田みつを

 変わることに不安があるのは当たり前です。でも、変わることを怖れすぎて、今の不幸を選んでしまうのはよくないでしょう。
 長い間変わらないことのリスクもあります。変わることを怖れるよりも、いつまでも変わらないことを怖れたほうがいいのではないでしょうか。

 「変わってもいい」「変わるのもいい」と思えれば、いろんな可能性が広がるでしょう。
 人生の中では、勇気を出して、第一歩を踏み出したほうがいい時があると思います。
 新たな経験をしていく中で、自分にとって本当に大事なものに気づくことができたらいいのではないでしょうか。



   

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