読書日記

  不安を解消する方法

 PHP3月号の特集は『自分に自信がもてる考え方』。
 平安寿子さん(作家)は、
 職業がなんであれ、ベテランほど、腕に自信があるかと訊かれたら「ノー」と答えるだろう。
 自信はないが、長い時間かけて学んだ自分のやり方がある。
 それを使って、ひたすらやってみる以外に、不安を解消する方法はない。

 自信がもてないことに悩んでいるなら、見どころがある。思い上がって手抜きすることなく、一生懸命になれるはずだから。
 それなりのキャリアがある人でも、「自分の腕に自信があるか?」と聞かれたら、「ノー(完璧な自信はない)」と答える人が多いのでしょう。
 でも、「ぜんぜん自信がないか?」と聞かれたら、「それなりの自信はある」と答えるのではないでしょうか。

 (完璧な)自信はなくとも、自分が今までやってきたやり方と経験を信じてやればいいのでしょう。
 「信じられる」かどうかより、「信じよう」とする気もちが大事なのなのだと思います。

 あとは、その事に一所懸命になって集中してやれば、不安な気もちも忘れて去ってしまうのではないでしょうか。

 不安な気もちになった時には、「不安は注意信号」と考え、不安な気もちをバネに「○○たらいいな。ではどうしたら?」と考え、今できることをベストを尽くしてやればいいのでしょう。
 今は何もできない時には、「その時はその時」「なるようになる」などと割り切ったほうがいいのではないでしょうか。

 自信がないから人一倍努力する、不安な気もちになるから一生懸命に頑張る、といういい面もあるでしょう。
 「自信がない」などと考え、不安な気もちになった時に、消極的になってしまったり落ち込んでしまったりするは、自分のためによくないでしょう。
 「自信なんてなくてもいい」「不安な気もちになってもいい」と考え、少しでも心を落ちつけて、今の自分にできることをきちんとやれるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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