読書日記

  愛は神秘的な旅

 『愛するヒント 生きるヒント』(レオ・バスカリア)より、

 愛においては、「これだ!」という決定的な答えを得ることは重要ではない。答えを求め続けることが大切なのだ。

 愛を育てていくことは、楽しくて神秘的な旅だ。発見と興奮と驚きに満ちている。その結末は、すべての答えを与えてくれないかもしれない。だが、旅してみるだけの価値は十分にある。
 愛においても、人生においても、唯一の正答というのはないのだと思います。
 自分にとっての好ましい答えはいくつもあり、また「それなりにいい」「まぁいい」というような答えもあるでしょう。
 事によっては、すべての問題を解決するような答えはない場合もあるでしょう。

 決定的な答えを出さなくちゃいけないと思うと、なかなか答えを出せずに、結局、第三の選択をしてしまう危険性もあるでしょう。

 それでも、より好い答えを探すのは悪いことではありません。
 たとえ、好い答えが見つからなくても、求め続けることに価値があるのだと思います。
 それによって、自分の(愛する・幸せになる)能力を向上させることができたらいいのではないでしょうか。

 愛は、自分の世界を、「自分(の幸せ)」にとどまらず、「(愛する)人(の幸せ)」に広げていくものです。
 また、愛する中で、いろんな発見や経験ができるでしょう。
 「楽しもう」と思えば、それなりに楽しむこともできると思います。
 少なくとも、何もしないよりはいいでしょう。
 やってみる価値は十分にあると思います。

 愛は「神秘的な旅」「楽しい経験」「成長の場」などと考えれば、もっと積極的になれるのではないでしょうか。



   

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