読書日記

私は、自分の感情に責任がある

 『あなたに奇跡を起こすやさしい100の方法』(コリン・ターナー)「目標獲得のための10の行動」より、

・自分がどのように感じるかの責任は自分にあることを常に覚えていよう。問題なのは状況や条件ではなく、あなたが状況や条件にどう対応するかなのだ。
・あなたの責任感は、後ろ向きの気持ちや感情を取り除くことに比例して強くなる。後ろ向きの感情が湧きあがってくるたびに、こう言って追い払おう。「私は、自分の感情に責任がある」
 後ろ向きの感情(イヤな感じ、不幸な気持ち)になるのは、何か原因があるのでしょう。
 でも、悪感情が強くなったり、長引いてしまうのは、自分がそのような考え方をしているからです。
 つまり、悪感情の責任の大部分は自分にある、ということです。

 問題なのは出来事や状況よりも、それに対する自分の考え方です。
 たとえば、イヤなことがあった時に、「どうして(自分がこんな目に)」「信じられない」「許せない」のような受けとめ方をすると、イヤな気持ちが強くなってしまいます。
 そんな時に、「こういうこともある」のように受けとめることができれば、イヤな気持ちを小さく済ませることができます。

 さらに、「あの人が××」「自分は××」「運が悪い」などと悪感情の原因について考えていると、イヤな気持ちはおさまらないでしょう。悪く悪く考えるとそれだけ悪感情が強くなるでしょう。
 そんな時に、「小さいことだ」「まぁいいか」「こんなことのためにくよくよするのはもったいない」「こんなことを考えるよりも、○○をしよう」などと考えることができれば、悪感情になるのを短い時間で済ますことができるでしょう。その分、自分が幸せになることに時間とエネルギーを使うことも可能でしょう。(自分にとって重大な問題の場合には、「落ちついてじっくり考えよう」のように考えられるといいのではないでしょうか)

 そのためには、まず「悪感情の責任は自分(の考え方)にある」と考えられるようになることがキーポイントです。
 自分の悪感情に気づいたら、「不幸になる考え方(をしているのではないか)? では、今の幸せになる考え方は?」のように、幸せになる考え方を心がけることができるようになれたら、と思います。



   

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