しあわせ日記
12月20日(水) 言ったことが未来を決める
『海馬』(池谷裕二・糸井重里)より、
脳は、ひとつのことを決めつけたがり、なおかつ安定したがります。自分があらかじめ言ったことに対しても安定化しようとします。
いいことを言うとその通りになる。悪いことを言ってもその通りになる。
いい意味でも悪い意味でも、言葉は呪いみたいなものです。
だったら、未来に対しては素敵なイメージを思い描いたほうがいいでしょう。
言葉には大きな力があります。
自分が言った言葉によって、気もちが変わります。いいことを言えばいい気もちになれ、悪いことを言えば悪い気もちになります。
自分の望みや願いを言葉にすることで、それが目標になり、努力の原動力となり、やがて現実になる可能性があります。
心の中の言葉は自分の考えですが、口に出した言葉はより強い自分の考えとなると思います。人は自分の考えに従って動きます。
何を考えるか、どういう言葉を遣うによって、人の心(感情・望み・思考)が変わり、それによって行動も変わり、人生も変わってくるでしょう。
(心の中も含めて)どういう言葉を遣うかが大事なのだと思います。
自分がやりたいことをまわりの人に公言してしまうと、やらなくてはならない気もちになります。それも一つのやる気を出す方法だと思います。
人に言わなくても、明確な言葉にすることで、その考えを自分に定着させることができます。同じ言葉を繰り返し遣えば、それだけ根づかせることができるでしょう。
現在のことも、人のことも、自分のことも、過去のことも、将来のことも、少しでもいいように考えたほうが自分のためにいいのではないでしょうか。
いいことは
好!好! 悪いことは
ハオハオと、いいように受けとめよう
人のことは
ハオハオ/好好と、もう少しラクに人とつきあおう
自分のことは
好好と、もっと自分を大切にしよう
悪いことは
ハオ好(かもしれない)と、いいように考えよう
現実は現実
○○たらいいな
ではどうしたら?
と、ちょっと前向きに考えよう
未来に対しては素敵なイメージを思い描き、その実現に向かって努力できるようになれたらいいのではないでしょうか。
その過程を愉しんで生きることができたら、なおいいでしょう。